買取の際に出す宝石の鑑定書と鑑別所は内容が全く異なる
買取の際に出す宝石の鑑定書と鑑別所は内容が全く異なる
宝石を買い取る場合に必要になる鑑定書と鑑別書は全く違うものだと言えます。そもそも、鑑定書というのは特定の宝石にのみ発行される品質を証明するための書類です。実際に、これが利用されるケースとしてはダイヤモンドが挙げられます。ダイヤモンドというのは国際的な鑑定基準が存在していて、それに乗っ取った形で評価を記載しなくてはいけません。そのため、鑑定書にはこういった具体的な情報が書かれていることがほとんどです。一方で、鑑別書というのはこのようなダイヤモンド以外の宝石に対して提供されていることが多いです。宝石の種類や処理の部分などを、証明する書類のことを指しています。サイズや品質そして種類などに関して詳細な説明があることはもちろんですが、ダイヤモンドの情報はここには記載されないことが多いというのが大半です。買取を行う場合は、こうした内容の違いが存在しますので必ず理解して準備をしておかなくてはいけません。
宝石の買取価格はその価値と美しさで決まります
天然の鉱石である宝石は、本来同じものがひとつもない希少性の高いものです。だからこそ非常に価値があり、美しく人を魅了するものには高い買取価格がつきます。宝石の買取価格を決めるのは、その価値と市場傾向です。ダイヤモンドには特に4Cと呼ばれる明確な基準値があり、鑑定書に値やレベルの記載があります。宝石を出来るだけ高く買い取ってほしいときは、その判断基準をあらかじめ知っておくことが近道と言えるでしょう。 ダイヤモンド以外の宝石の値段が跳ね上がるのは、希少性が非常に高い場合です。太陽の光でその色を変える性質を持つアレキサンドライトや、ブルーの輝きをたたえたベニトアイトなどは採掘されつくしたと考えられており、高い価格が設定されています。産地で質の良さが変わることや、職人のカットの力量や技術によっても価格は変動するものです。その石のもつ特徴や産地を調べ、インターネットなどで調べてみればレアリティがわかります。